
タメを作りたい選手
「最近、球に勢いもないし、コントロールもいまいち。良い投手のフォームを見てみると、私にはない【タメ】があるような、、、。ちょっとやってみたいけど、どんな【タメ】が正しいか分からないし、練習方法も知らない。なんか解決出来る方法があれば知りたい。」
こういった悩みにお応えします。
✔︎本記事から得られる事
①タメの正しい理解
②タメを作るメリット
③タメを作る練習方法
①タメの正しい理解
タメとは、ボールをリリースするまでの動作全般の事を指します。
多くの選手が意識するタメのポイントは2つ。
①ー1:体重移動時のタメ(下半身)
①ー2:踏み出し足接地時のタメ(上半身)
上記の通り。
1つずつ解説していきましょう。
①ー1:体重移動時のタメ(下半身)
リリースするまでのタメの動作全般の中で最重要です。
理由は、下半身は一番力をタメられる部分だからです。
①ー2:踏み出し足接地時のタメ(上半身)
下半身のタメをリリースにつなげるための架け橋です。
理由は、投球動作を開始してからリリースまでは連動しているからです。
②タメを作るメリット
次の4点です。
②ー1:球速、球質アップ
②ー2:コントロールアップ
②ー3:怪我防止
②ー4:打たれにくいフォーム
上記の通り。
1つずつ解説していきましょう。
②ー1:球速、球質アップ
タメた分だけアップします。
理由は、球速、球質に繋がる力がタメられているからです。
②ー2:コントロールアップ
安定したフォームになり、コントロールアップにつながります。
タメを意識すると、意識していない時よりフォームが安定してきます。フォームが安定するので結果、コントロールアップにもつながります。
②ー3:怪我防止
怪我しにくいフォームになります。
開きを抑えられ、肩肘への負担を減らせます。さらに、タメを作ると、体全体をバランスよく使うフォームになり、肩肘以外の部分にかかる負荷も減らせます。
②ー4:打ちにくいフォーム
相手打者に腕が見えにくく、打ちにくいフォームになります。
踏み出し足接地時のタメが出来ると、相手打者に腕が見えにくくなり、打ちにくいフォームになります。
③タメを作る練習方法
次の3点です。
③ー1:バランス力のアップ
③ー2:ストレッチ
③ー3:タメを意識したキャッチボール
上記の通り。
1つずつ解説していきましょう。
③ー1:バランス力のアップ
バランス力がある事が大前提です。
理由は、バランスがとれていて初めてタメを作る動作に入る事が出来るからです。
③ー2:ストレッチ
柔軟性が増すほど、タメも多くなってきます。
理由は、体を大きく使えるようになるからです。
③ー3:タメを意識したキャッチボール
キャッチボールでタメの感覚を身につける事が大事です。
イメージと実際に体を動かすまでには大きな差があります。その差を埋めるにはキャッチボールで反復する事です。
記事のまとめです。
①タメの正しい理解
1:体重移動時のタメ(下半身)
2:踏み出し足接地時のタメ(上半身)
②タメを作るメリット
1:球速、球質アップ
2:コントロールアップ
3:怪我防止
4:打たれにくいフォーム
③タメを作る練習方法
1:バランス力のアップ
2:ストレッチ
3:タメを意識したキャッチボール
今回は以上となります。
HOW TO記事では、この瞬間から使える練習法、思考法を
多数紹介しています。
インプットしたい選手は是非、ご覧ください。
ありがとうございました。